拝啓　時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
　さて、皆様のご協力及びご支援のお陰を持ちまして平成22年度から日本HL7協会は中期計画の基で活動を開始致しました。国の情報基盤整備事業には国の標準に採用されたHL7 CDA（Clinical　Document　Architecture）が不可欠となり、それを正しく普及すべき情報教育を中心に活動致しましたが、会員/非会員向けに公開セミナーを５回開催し合計516名（会員：337名、非会員：179名）の参加を頂きました。また、世界各国で実施されつつあるeLearningについては導入準備として会員の協力のもとに大量の資料を翻訳致しました。

　一方、HL7V2.5やHL7CDA R2等を用いたシステムの適合性認定のトライアルを行いました。参加は9社11システムで、適合性認定委員会で審査し、各社への報告書には修正すべき改善点等を明記しました。また、兼ねてより広報委員会の念願だった日本HL7協会のホームページに英文ページを追加致しました。今回はコンテンツの事情から簡易版と致しましたが、次年度にわたりさらに充実する予定で御座います。

　そして、例年通り海外での国際会議には、日本HL7協会の代表者を送り討議や研修セッションに参加し、先進の知識を吸収し会員にフィードバック致しました。一方、モダンホスピタルショー、日本医療情報学会学術大会（高松、浜松）でのHL7セミナーでは宣伝・広報活動も行いました。
　ここで次年度を迎えるに当たり皆様のご出席の下に、下記の通り平成23年度日本HL7協会総会を開催いたしますので、万障お繰り合わせの上、ご出席いただきたくお願い申しあげます。また、同日には、HL7セミナーおよび懇親会（参加費無料）も予定しております。 お時間の余裕のある方は是非、セミナー/懇親会にもご参加下さい。

記